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1.21 P.O.B. [Others]

21日、7th AVENUE 「路地裏のテロリスト」、PLASTIC ONOchan BAND来てくれたみなさんどうもありがとう!
企画してくれたTHE RIGHTSはじめ対バンのみなさん、7thスタッフのみなさん、ありがとうございました。

20年前、俺はTHE BAD NEWSというバンドをやっていた。THE STREET JACK、THE FIENDというバンドと友達になり、3バンドで「路地裏のテロリスト」というイベントを横浜で始めた。その頃対バンして仲良くなったバンドTHE CLEVERSもこの企画に出演するようになった。
俺のバンドはその年の12月に解散した。すべて97年の出来ごと。
「路地テロ」はその後も数年間続いた。

去年夏、PLASTIC ONOchan BANDを今回のメンバーでアコースティックでやった後、今度はエレキでやろうって話になって、打ち上げでシューヘイが「ハイビスカスをやりたい」と。じゃあ、全曲バッドニュースの曲でやろうか、そしたら横浜でその頃の人たちがやってるバンドと対バンでやろうかってことになって。
横浜、地元なのに自分で企画立てられるほどライヴやってないから、ライツ(元ストリート・ジャック)に連絡したら企画してくれて。そして、無頼(元フィエンドのVoジョーさんのバンド)、今でも続いてるクレーバーズも出演出来るってことになって、タイトルも「路地裏のテロリストvol.0 AGAIN」に決まった。横浜の先輩バンドSOLID BLACKにも出演依頼したら快諾してもらえた。
さらに今札幌在住の当時のクレーバーズのベーシスト、ツヤクがたまたま仕事で東京に来てるってことでオープニング・アクトに決まった。
もう、何もかもが1本の線で過去から現在まで繋がった奇跡的な1日。
20年前の4バンド全てが、もちろんバンドやメンバーは変わっていても、いまだに続いてるっていう奇跡。

そんな記念すべき日、P.O.B.は完璧なライヴだった。と思う。そう思いたい(笑)。
BCの時はもうぜんぜん緊張しなくなってしまったのだけど(まったく良くないこと)、今回はやっぱりけっこう緊張してたんだよね。で、いつも左耳にしてる耳栓、本番でするの忘れてたの。うっかり忘れることがあるから、ピックやタオルと一緒に置いといてセッティングしたのに忘れた。カウントの後、ギター弾いた瞬間にびっくりしたよねぇ(笑)。どうしようと思って、とっさに、2曲目がドラムとベースで始まるからそこで付けられるかと。ライヴ出だしのイントロだから前に出なきゃいけないとこだけど、帰って来て録画みたら後ろに下がって耳栓の箱確認しに行ってた。けど、歌い始めた瞬間にもうこのまま全部行こうって思ったんだよね。
なんだか分かんないけど何をどうしようが全てうまくいくって感覚。BCの10周年の時もそうだった。それ以来無かったけど、昨日がそうだった。何もかも見えていたし、何もかも聴こえてた。そんな気がしてた。ドキドキしてても冷静だった。そんな感覚。
何をもって完璧と定義するかだけど、完璧なライヴだった。

set list
① I Wanna......
② KICK THE SYSTEM
③ アキラ
④ DEAD ROSES
⑤ ハイビスカス
⑥ 今日ですべてが

BCでやってる曲もあるのだけど、「DEAD ROSES」はBCバージョンとはぜんぜん違うオリジナル・バージョン。そんでやっぱり「ハイビスカス」。BCでは1度もやってない。
俺にとっても、THE BAD NEWSのメンバーにとっても、当時応援してくれていた人にとってもこれは大切な曲だと思う。何人もの人に「ハイビスカス」を聴きたい、またやってよ、と言われた。今でもたまに言われる。アコースティックでやったことが10年ちょっと前にあるはずだけど、オリジナルに近いバンド・サウンドでやるのは間違いなく15年ぶり。ドキドキしちゃったなぁ。

ほとんどのお客さんが20年前のことを知らない人たちだったと思うけど、P.O.B.も他のバンドも確実にいいライヴになったと思うし、いいイベントになった。

で。
PLASTIC ONOchan BANDは固定メンバーはなく、基本的に1回ライヴやって終わりっていう俺の気まぐれでやるユニットなんだけど、今回のバンドが素晴らしいんで、このメンバー、NAGATSUMA(b)、Shu-Hey(d)、KIKchan(mandolin)の4人で継続していくことにしました。
新たにバンド名もみんなで意見を出し合い、リハが終わってからごはん食べつつ、決定した。

Good Noir (グッド・ノワール)

BAD NEWSに対抗して(笑)。英語と仏語の混合です。
バンド名考えるの面白かったなぁ。くだらないのばっかり思いついちゃうんだけど。俺が思いついたのは、“冥土喫茶”とか、“先頭打者ホームラン”とか、“覚えらんねぇよ”とか。しょーもないのばっか。“流氷温泉”なんてシュールでいいと思うけど。当然却下。まぁ、まともなのもいくつかあったんだけどね。
けど、そんな言葉に関して考えることでやっぱ俺の感性に刺激があった訳で、なんとなくちょっとだけ書きかけだった歌詞出来たし、この前仕事中の昼休みに突然ひらめいて30分ほどでもうひとつ出来たり。曲がなくて歌詞が先に完全に出来上がるなんて、まず無いからね。ラヴソング「希望の国」曲がついたら名曲になりますよ、間違いなく。

そんな感じで、Good Noir、メンバーそれぞれ音楽活動してるんで、年に3回くらい出来ればいいかな。ゆっくり楽しくやっていければと思う。みなさん、よろしくお願いします。

ライヴの後は打ち上げ、朝まで。結局、20年経っても、何年経っても、変わらないものは変わらないんだよ。楽しかったな。

0121.jpeg

帰り際の集合写真。ほら、やっぱ変わってないじゃん。
「路地裏のテロリスト」はこれで完全復活して、今後も続いていくことになった。主体はライツだけど、力になれることはやっていければ。そもそもこの「路地裏のテロリスト」って物騒なタイトル(笑)、当時の俺の曲のフレーズだし……。それがまたこうして復活して使ってもらえるって、俺はほんと嬉しいんだけどね。

BCの方は2月3日、club Doctorが今年最初のライヴになります。よろしくね~。
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ただの感覚 [Others]

あ~あ、やっちゃってるなぁ。
山本太郎がロックだって?冗談でしょ?うける。大爆笑。
いるよね~、そういうこと言っちゃう奴。まぁ、だいたいそういうこと言う奴ってロックじゃない奴ばかりだけど。
25年間(いやそれ以上)そして、今もこれからも、ロックな俺がはっきりと言ってやる。
「あれは国会議員だ!」
バカか。自分自身がロックだったら、ただの国会議員のことを「ロックだ」などとは絶対に言えん。
万が一、たかが国会議員がロックやらパンクやらだったら、もう世の中ロックだらけだね。自分が気に入ってる奴のことを公然と「ロックだ」などと言っていいのなら、キョンキョンも壇蜜さんも有村かすみちゃんも大島優子ちゃんもロックだね。
うける。
あれ?俺、大島優子ちゃん気に入ってたっけ?

まぁ、山本太郎、がんばってるのは認めるが、ダメだなアイツは。俺には。たのむ、無理強いしないでくれ。ダメなもんはダメだ。国会から消えてほしい。アクターとして芝居の世界に戻ってほしい。昔はわりといい俳優だと思ってたから。

結局、日本の平和、世界の平和について、深く議論されることはなかったのか。選挙の時、議論が活発になればいいと思ってある党に投票した。断っておくが、与党ではないし、俺にとっては当たり前だけど民主党なんかじゃない。民主党は大嫌いです。
けどね、なんかね、がっかりしたよね。野党に。俺はね。
日本の平和、安全についてどれだけ議論出来たのか疑問。「日本の平和を守るためにどうするか」を議論しなければいけなかったはずなのに、野党は戦争法などと呼び始めて「戦争するかしないか」の議論にすり替えてしまったように見えた。始終、極論ばかりで建設的な意見が無かったように感じる。結局、国会は奴らにとっては政権争いの場なのか。与党を引き摺り下ろすことしか考えていないのか。

俺、ほとんどテレビのニュース見てない。あえて。だって反対派が言うにはメディアは操作されてるらしいじゃん。じゃ、見なきゃいいと思ってさ。ネットの記事もちょぼちょぼっと、引っかかったものだけしか読まなかった。ただ、見る時はどっちの意見も見るようにしてた。
書き込みとか見るとさ、まぁ、しょーもない暴言だらけだよね~、どっちも。自分と反対の意見の奴に「キモい」だの「ダサい」だの「バカ」だの「お花畑」だの「洗脳されてる」だの言っちゃう奴は、俺から見れば「お前とは議論の余地なし」っちゅー感じで、ウザイだけ。自分じゃ気付かないのかな?それこそ、バカなのかな?

ひとつ疑問なことがあるんだけど、反対派の人たち、デモに参加して盛り上がったせいか、なんか自分たちが「改革」をしてるみたいなことを言ってる人がいたんだけど、よく考えてみるまでもなく反対派がやりたかったのは戦後から70年続いた「現状維持」だよねぇ。あれ?ちがう?
改革しちゃってるのはアベの方な訳で。
次の選挙で自公落とす、とか言っても、こんな低レベルな議論しか出来なかった今の野党議員じゃ俺は不安だなぁ。
訳分からん共産党の言いだしたことに簡単に賛同しちゃう奴いるし。何?結局やりたいことは反自民っていうだけ?
まともな政治家はいないのか。まともに「平和」について議論出来る奴はいないのか。

自分の意見をいちいちネット上で発表する気はなかったのだけど、ここまで書いちゃったからしょーがないか。
俺は「現状維持」でいいとは思っていなかった。日本が手放しに「平和」と言える状態ではない気がしていた。「9条」は理想ではあるけど、世界はその理想では太刀打ち出来ないところまできていると思っていた。だから、改憲派と言えるのかもしれん。
かと言って、アベの政策に盲目的にすべて賛成という訳ではない。俺は反米主義。反原発。当たり前だけど反戦。兵器を売って儲けるなんて言語道断。
だから平和について建設的な議論が行われることを望んでいた。俺は政治家じゃないから、政治家に期待してみた。ある意味、分かっていたけど、期待してみた。村上龍のなんかの小説に書いてあった「政治家っていうのはどんな悪い奴でも国を想う気持ちを持っているものだ」みたいな文章を信じて期待してみた。
まったく残念。

間違いだらけかもしれない俺の考えでは「集団的自衛権」は外交カードであり、「戦争」っていうのは、外交手段のひとつ。
「戦争出来なかった日本」が、これから「戦争しない日本」になることを望む。目指すは世界平和。
だけど、侵略してくる奴らから国を守れなくてどうするって思う。ISILみたいな、話し合いなんて到底出来ない奴らもいる。

さっきも言ったけど、俺、ほとんどニュース見てない。特別勉強もしてない。分からないことはたくさん。だからこれは、この数カ月間に感じたこと。俺の勝手な感覚。それだけ。

いちいち反論してこなくていいからね~。
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ラグビー [Others]

ラグビーすごかったなぁ。

俺、高校生の時、ラグビー部だったの。このちっちゃい体で。今言ってもあんまり信じてもらえないんだけどね。
ポジションは右ウイング、14番。まぁ逃げ足だけは速かったから、チームメイトには万引き走りって呼ばれてた(笑)。
タックルも怖さより負けん気の方があったから、フォワードのすげ~デブがブラインドサイド突っ込んできても倒したよ。でかい奴倒すと気持ちよかったなぁ。
タックルにいって顔面強打して鼻折れたことあるけどね。鼻、左にひん曲がっててビックリしたよ。ははは。病院行ってとりあえず直したけど、ほんとはもっと美少年だった。はず。
今はもう出来ないなラグビー。無理。こわいよ~。

そんな訳でラグビーってちょっとは気になるスポーツだったんだけど、もう最近はぜんぜん観なくなってた。高校野球みたいなミラクルなかなか観れないしね。
せいぜい暇な休日の昼にテレビつけたらたまたまやってた中継をボーっと観ることが年に1、2回ある程度。

それなのに、なぜか今日のW杯日本対南アフリカ、録画予約しといたの。なんとなく。
なんでだろ?何かが起こる予感があったのか?いや、予約した時はそんなこと思ってなかったしなぁ。

結果知らずにまず録画観てほんとよかったよ~。
大興奮。

32-29の終了間際、ペナルティを取った日本はラストプレーで、確実に同点狙いのキックではなく逆転のトライを取りに行くスクラムを選択。もうこの辺から涙でちゃったよ。
そして、つないでつないでトライ。
ひとりで大騒ぎしちゃった。けど、きっと世界中が大騒ぎだったに違いない。

素晴らしい試合だった。

日本のディフェンス、低いタックルすごかったな。あのディフェンスがあったから後半終了近く、南アはペナルティ獲得してもトライを狙わずキックの選択だったし。そして、それが大逆転に結びついたし。
バックスも参加してモールで押し込んだトライもカッコよかったなぁ。

ラグビーはヒーローが一人ではないスポーツ。そして試合終了のことをNO SIDEという素敵なスポーツ。

ONE FOR ALL, ALL FOR ONE.
スクールウォーズ観たくなった(笑)。ずっと昔はビデオテープに全話録画して持ってたんだけどなぁ。

イギリスのメディアが「W杯史上最大の衝撃」とまで言った歴史的な試合を、リアルタイムで観てるのと同じ興奮で観れてほんと嬉しかったな。
次の試合も楽しみにしとこ。
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風になっちゃったのかなぁ [Others]

あぁ、マジかぁ。
今井さん、亡くなってしまった。
ほんと悲しい。

大阪行ってきてよかった。今井さんのメッセージを聞くことが出来た。
いつかまた、今井さんのアニキを観れる日が来ることを願っていたのに……。

俺はTHE WINDS OF GOD以外の今井雅之っていう役者のことはほとんど知らない。そりゃまぁ何かのドラマで観たことはあるけれど。覚えているのはナイトヘッド。古い。
ウインズのアニキだけが俺の知ってる今井雅之。それでいい。

BCの3rd アルバム「7x3」に「風になる時」という曲が収録されている。この曲、英題は「THE WINDS OF GOD」。
英題なんて特に考えてはいなかったんだけど、このアルバムはピープルズ・レコーズっちゅーレーベルから発売してもらっている訳で、発売時の資料として英題も書く欄があった。そんで、まぁ、厚かましくもそのまんま勝手に付けさせてもらった。で、ブックレットにも載せることにした。

ウインズに出会ったのはたぶん95年くらい。夜中にたまたまテレビをつけたら、たまたまNHKで、演劇が放送されてた。特に気にもせずつけっ放しにして、きっとギター弾いてたりなんかしてたんだろう。後になって分かったことだけど、テレビをつけた時は、まだ始まったばかりのシーンだった。
最初はただなんとなく目に入るっていう程度でしか観ていなかったのに、それがいつの間にかすっかり引き込まれて最後は号泣だった。まぁ、特攻隊員っていう人たちのことは、それよりずっと昔からなぜかココロに引っかかっていたっていうのもあるんだけど。

その後、再びNHKで放送されていたのを録画して何度も観た。宮川大輔がキンタだった。映画になっていたことも知ってビデオ・ソフトも手に入れた。
生で観たいと思っていたのだけど、当時は普段演劇っていうジャンルはまったくチェックしていなかったから(今みたいにアイホーンなかったもんねぇ)気がついたら終わってたりして、初めて観劇できたのは2005年。浜松まで観に行った。最初にたまたまテレビで観てから10年近く経ってしまっていた。

ウインズに出会って、そのせいでって言ってもいいけど、知覧にも行った。それから靖国神社にも行くようになった。“大東亜戦争”のことをちゃんと知ろうと思った。それまでは、“太平洋戦争”は日本の侵略戦争だと思っていた。俺のじいちゃんが何のために誰を想って戦って死んだのか、知らなかった。

浜松で観た時、今井さんが終わりの挨拶で言った(その後もずっと言い続けていた)「戦後~年っていうけど、もしかしたらここは戦前なのかもしれない」っていう言葉。深く胸に刻まれた。
そしていつも最後に力の限りに叫んでいた「We hope for NO MORE WAR!」。
なんで、今、この時局に、死んじゃったんだよ~。
悲しいし、悔しいし、残念だ。

人って、あっという間に死ぬんだよね。改めて思った。今しかないんだと。

俺は、今、好きな音楽を出来ることの幸福を感じながら、今日のリハでギターを弾き歌った。ただ、それだけ。
考えてみれば、こんな特別なことってないんだよね。こんな特別な瞬間ってないんだよね。
みんな、もっともっと、感じてほしいよ。たとえば音楽が好きな奴だったら、それを聴くことのできる幸福をさ。演奏するんだったら、もっともっと表現してほしいよ。何もない空間に自分が出した音が広がっていく幸福をさ。
もうね、自分のこと言っちゃうと、俺の場合、音楽なんてこれっぽちもマトモになんか聴こえない訳。それでも、バンドやれて俺は幸福だし、特別だし、最高に楽しい。昔より今の方がぜんぜん楽しい。

なぁ、ほんとに、今しかないんだよ。
明日にはその耳から音が消えるかもしれないよ。
試しにステレオの前で、右耳に思いっきり指突っ込んで、左耳に普通に指突っ込んで、イコライザーの1キロ以下の低音域すべてカットして、それで音楽聞いてみて。それがたぶん、今、俺に聴こえる音楽。
分かるかお前ら。もっと感じて、もっと楽しめよ。どんなに幸福なことか。
当たり前なんて、ほんとはどこにもないんだよ。

今井さん、きっと悔いはいっぱい残ってると思う。それでも最後まで前のめりだったと思う。最後まで自分の想いを表現していたと思う。

ウインズの中にこんなセリフがある。
「死は新しい生の始まりなんです」
今井さんの魂が、この日本に生き続けますように。

俺は俺のやり方で表現していきます。


渡辺 伸一presents
『カリブの海賊 vol,22』
〜祝☆カリブ11周年 2Days Special〜

☆6月6日(土) at 荻窪club Doctor
OPEN/START 16:00/16:00
前売/当日 ¥2500/¥3000

THE CANDY STRIPS
LOOSE RIDER
THE HIGH STAKE GAMBLE
DRAGON☆FLY
第一コンバット
KING OF PIRATES
etc...

*ONOchanとNOBUがKING OF PIRATESで出演します。21:00~。
注・BCでの出演はありません。


☆6月7日(日) at 大塚hearts+
OPEN/START 16:00/16:00
前売/当日 ¥2500/¥3000

the69 (shinichi watanabe & his band)
ゴロバン
東京ネイルキャッツ
EL CAT
A.G PAEROS
BC5AM
KING OF PIRATES
etc...

*BCは16:30~の出演です。
*ONOchanがKING OF PIRATESで出演します。21:00~。

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アーティストたちへ [Others]

もう対岸の火事ではないのだろう。
60年代のヒッピーが掲げた「LOVE&PEACE」なんていう甘っちょろいスローガンなどなんの役にも立たない時代なのだろう。

それでも僕はロックンロールの力を信じる者である。

こんな話がある。恥ずかしい武勇伝語りと思わずに読んでもらいたい。
今から20数年前。少年はアルバイトで弁当の配達をしていた。真夏のある日、少年は海のリゾート・マンションへ配達に行った。10階の部屋のチャイムを押すと、出てきたのはヤクザのオッサンだった。少年とヤクザのオッサンはそこで小競り合いになった。理由は省略する。どうしようもない売り言葉に買い言葉の末、ヤクザのオッサンが言った。
「今すぐ若い衆が帰ってくるから、てめぇ、ここでちょっと待ってろ」
少年は虚勢を張った。
「若い衆じゃなくてよ~、てめぇはどうなんだよ!あっ!てめぇがこいよ!」
ヤクザのオッサン、その言葉にぶち切れて少年にとびかかった。頭突き3発。少年は一瞬で撃沈。廊下の壁に叩きつけられ、腹を殴られ、唇から血を流し、ぼろ雑巾のようにボコボコにされ立っているのがやっと。そのままシャツの襟首を捩じ上げられて廊下の窓際へ。古い建物だったせいで、窓枠が低く高層階なのに窓が開けられるようになっていた。そして、その時、運悪く窓が開いていた。開いている窓枠に首を絞められたような状態のまま持ち上げられ、少年はつま先立ち。少年は思った。あ~、落ちたら死ぬ。「アルバイト配達員10階から転落死」そんな新聞記事が思い浮かんだ。ヤクザのオッサンが怒鳴った。
「おい!謝れよ!落ちるか!おい!」
少年は苦しい息で振りしぼった。
「うるせぇ……」
次の瞬間、少年は床に崩れ落ちた。息が苦しかったが、助かった、と思った。
「オマエ、なかなかいい根性してるな」
少年に答える余裕はなかった。少しして呼吸が整いだしてから少年は立ちあがった。Tシャツはビリビリに破れていた。
「明日、ヨットに乗るんだけどよ、オマエ、遊びに来いよ。一緒に乗らねぇか?」
少年は小さな声で答えた。
「いや……明日もバイトあるし……」
ヤクザのオッサンが笑いながら言った。
「バイトなんか辞めちまっていいんだよ、なぁ、俺んとこ来いよ」
それを聞いて少年のココロは揺れた。バイトなんか辞めてしまいたい。こんなクサクサした日常から逃げ出したい。ヤクザのオッサンは「こんな配達なんかしてるよりよっぽど楽しいぞ」みたいなことを言っていた。けれど、少年には夢があった。少年は思った。
「俺はヤクザになんかなりたくない、俺はロック・スターになりたいんだ」
金がなくて困っている生活も、バイト先のハゲオヤジにこき使われるのも、サクセス・ストーリーの序章なのだと常日頃から思っていた。少年ははっきりと言った。
「やっぱり、いいです……。もう勘弁してください」
「そうかぁ、残念だな。まぁ1週間ぐらいここにいるからよぉ、ヨット乗ったりテニスしたりしてるからよ、いつでも遊びに来いよ」
ヤクザのオッサンはポケットから1万円札を出して「釣りはいらない」と言った。そして「悪かったな、にいちゃん、取っといてくれよ」と、さらにもう1枚1万円札を出した。
少年は少し戸惑いながら受け取って、ほんちょっと会釈をしてその場をあとにした。
その後、少年はリゾート・マンションには行かなかったし、残念だけれど思い描いていたサクセス・ストーリーが始まることはなかった。

さて、この話の「ヤクザのオッサン」を「テロリスト」に置き換えてみたらどうだろう?

それから、少年がなんの夢も希望も持っていなかったと考えてみたらどうだろう?もしかしたら、少年はヤクザになっていたかもしれない。
しかし、幸いなことに、少年にはロックンロールがあった。ジョンやジョーやボノに育てられた思想があった。だからオッサンの誘いに乗らなかった。

日本の大学生がISILへの出国を企んでいたという事件があった。詳しくは知らない。
けれど、その大学生に、あるいは、ISILの戦闘員に志願する世界中の若者に、1本のギターがあったならとロックンロール信者の僕は思う。

小さな小さな、名も無きすべてのアーティストたちへ。
発信し続けろ。
詩を書く奴は詩を、物語を書く奴は物語を、絵を描く奴は絵を、音楽をやる奴は音楽を。
サクセスは出来なくても、もしかしたら、その言葉が、色彩が、旋律が、世界中のテロリストになろうとする若者を思いとどまらせることになるかもしれない。
バカにされたっていいじゃないか。笑われたっていいじゃないか。どうせ名も無きアーティストなんて、どう転んだって恥ずかしい存在じゃないか。

だから僕は、激しい怒りを持って、ネックが折れんばかりにFのコードを握りしめようと思う。
絶対に許さない、そんな覚悟で平和のうたを歌ってやろうと思う。

アイツらが見せるのが「悪夢」なら、僕たちは「夢」を見せてやろう。

俺たちは「武器」を持っている。

FUCK THE TERROR
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責任 [Others]

自己責任。
なんて言ってしまえるのだろうか。
だったら、登山に行って遭難した奴は助けなくていい。
海水浴で溺れてる奴も助けなくていい。
スピードを出し過ぎて事故を起こし潰れた車に閉じ込められている奴も助けなくていい。
全部、自己責任。
僕たちにどうすることも出来ないのなら、ただひたすら憎むこと。
下劣な行為を憎むこと。
イスラム教徒とイスラム国は違う。
テロリストはただの外道。
卑劣なテロを憎むこと。
徹底的に憎むこと。
僕は人質になってしまったジャーナリストはもちろん、安部首相のことも日本の政府のことも批判する気にはならない。
日本人が日本人を非難してどうする。
一番悪い奴は誰か。
間違えるな。
そんなことしていたら、ますます奴らの思うつぼ。

そして僕は、また、ジョン・レノンの「きれいごと」を歌うことにする。


ONOchan solo acoustic
☆1月24日(土) 農民カフェ 学芸大学店

「アコースティック night in タツミcafe」
open18:00 start 18:30 ¥1.000+order

MC 桜井達海

出演
風鈴+ロンリーパパ
ZUMA
小野ユージ
ONOchan(BC5AM)

*ONOchanは19:50~の出演です。
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週間→習慣 [Others]

今日から動物愛護週間らしい。
もう何度もここには書いているけれど、この「愛護」という言葉になんか引っかかる。それに「週間」ではなく「習慣」的にそんなことは当たり前の国になりたい。

それでも、こういうキャンペーンはあっていい。いいことだと思う。
女優の浅田美代子さんを中心に芸能人が集まった殺処分防止の動画が公開されていたから貼っとく。



H-E-L-P -How we Enjoy the Life with Pets-

こんばんにゃ、年がら年中ちゃんくると共に生きているONOchanです。

4年くらい前か、犬猫の殺処分防止の活動をしている人と知り合って、BCでもほんのちょっとチャリティをやってた。用意したラバーバンドはたくさんの人が買ってくれて、追加した分まで完売した。
今はその団体も活動していないようだから、BCとしてはもうやってない。
けど、俺個人としては引き続き出来ることだけやってる。つもり。まぁ、主に毎月の寄付だけど。小額だけど。
チャリティなんかに手を出して、その時のマイブーム的なノリでやっちゃう奴、ひじょ~にカッコ悪い。手を出したんなら一生やれって。
だから個人的には、一応、継続してやってる。威張れるほどのことはしていないし、いちいち言うのもカッコ悪いから、ずっと言わなかったけど。あ、今、言っちゃったけど。カッコわる。

4年前は年間で犬猫21万頭が殺処分されてた。
いつも書いているけど、「殺処分」というFUCKな言葉は、ここでは便宜上仕方なく使ってます。
4年前に比べると、少しずつ各自治体でもいい方向に方針が変わってきたし(神奈川も去年は0だったんじゃ?)、動物愛護法も改正になったし(まだ足りないけど)、数字だけで見ると16万頭に減った。
それでも16万というすごい数だよ。
数字って本質を隠してしまうけれど、16万頭の殺処分っていうのは、たとえば「俺」という個が殺されると同じ、「君」という個が殺されると同じ、「あなたの子供」という個が殺されるのと同じ、それの積み重ね。
痛みを感じないかね?
16万っていう数字は、ひとつひとつの「個」の積み重ねだってこと。

ここ数カ月の間に、つい最近もだけど、動物が虐待されたっていうニュースがあったりして、ブログにも書こうかと思ったんだけど、あえてやめてた。どうせ怒りぶちまけて終わっちゃうしさ。もっといいニュースを書きたいなぁと思って。
一般的に影響力のある芸能人がこういう活動をするのはいいことだと思う。で、頼むから一生やってくれ。

じゃ最後に、これもいつも書いていることだけど、ガンジーの名言。

「国の偉大さ、道徳的発展は、その国における動物の扱い方で判る」 マハトマ・ガンジー


そんな感じで、リハに行ったら具合悪いのは吹っ飛んで、ちょーゴキゲン。
もうライヴのリハだから、今日みたいにいい演奏が出来た時は、スタジオでライヴやっちゃってる感じ。
メンバーなんて見てませんよ。いや、物理的にNGコンビが目に入ってはいるんだけど、地下室にいても俺には違う景色が見えてますよ。9月の空とか粉々に砕け散ったショーウィンドウとかバルコニーを飛び越えるニャンコとか君の街に飛び散る火花とか。
頭おかしいか。まぁ、ちょっとくらい頭おかしい奴にしか本物のロックンロールなんて出来ませんよ。
今日のBC最高だったな。みんなに見せたかった。23日はきっとそれ以上!だといいね……。


☆9月23日(火・祝)

関内 音小屋

雷一家企画
「平成残狭伝 其ノ誌拾苦!」

open18:00 start18:30 ¥1.600(1ドリンク付)

出演)
雷一家
Dummy Spots
VACANT MATCH BOX
ぶち
BC5AM

*BCは18:30からの出演です。
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青春 [Others]

またしつこく、野球の話。

甲子園終わったと思ったら、軟式の方すごいことになってたね。準決勝、中京対崇徳。延長30回で決着つかずっていう記事を見て、昨日今日と気になっていたんだけど、結局、今日午前、延長50回、中京が3-0で勝ったって。そして引き続き午後に行われた決勝戦も中京が勝ったって。

延長50回を戦った両チームの選手、相当疲れているだろうけど、きっと素晴らしい青春の想い出になるに違いない。甲子園の最高試合と呼ばれた時の簑島と星稜の選手たちのように、両チームの選手にはきっと友情が芽生えているかもしれない。特に50回を互いに投げ抜いたピッチャーの2人には得も言われぬ絆が結ばれたかもしれない。
なんて青春。

こんばんにゃ、青春の蹉跌ONOchanです。

で、やっぱりでましたね、球数問題。

去年から球数制限、延長タイブレークの話題が度々出ているけど、夏の甲子園を毎年ただ楽しんでいるだけのまったくの傍観者として、素人ながら思うことがある。
高校生の健康を害してしまうような投球数。選手生命を断たれることもある。障害が残ってしまうこともある。それを防ぐための球数制限。
だけど、俺はこの議論を目にするたびに、何か違和感を感じていた。それがなんだか、なんとなく分かった。
それは球数制限論者は選手のココロを置き去りにしているってことなのではないか。

桑田やダルビッシュのようなスーパースターが球数制限をした方がいいと言っているけれど、このルールを一律にどのチームにも適用してしまうのはあまりにも残酷ではないのか。
たとえば、人数ギリギリで参加しているチームなんか投手がひとりしかいない場合、勝ち上がることは不可能に近い。もう2度と「さわやかイレブン」なんて登場しない。
PL学園なら、エース級の投手が何人もいるだろう。ダルビッシュには他の学校ならエースだったに違いないメガネッシュ(真壁くんだっけ?)というすごいリリーフ投手がいた。
けれど、もし無名の県立高校に超高校級の投手が入学したとしても、甲子園の夢なんて見ることも出来ない。そんな学校に全国に通用する投手が2人もいるわけがないのだから。全国級の投手を2人揃えられなかった時点で、君たちの夢はあきらめなさいとでも言うのか。
高校野球のほとんどの選手が、将来野球じゃ食っていけない奴らだと思う。思う存分やらしてやれよって思う。

じゃ、野球で食っていける奴をどうするか。
結局この球数制限の話もここが一番の問題なのだと思う。金になる奴を潰すなっていう、大人の事情も含む。

思うに、指導者次第なんじゃないのかなぁ。
将来性のある選手は大事に育てる、無理はさせない。なにより重要なのは本人の意思確認。野球で食っていきたいのか、それとも高校野球で燃え尽きてもいいのか。高校生に「どうする?」と聞けば「投げます」と言ってしまうのは当たり前という意見も多いけれど、それは高校生を馬鹿にしすぎ。そりゃ試合直前に聞けば「投げる」というのは当たり前だろうけど、常日頃から話し合い考えておく。選手どうしでも考えさせる。仲間の将来のことなんだから。

それでも、自分の人生を棒に振っても、仲間のために投げるっちゅー奴には投げさせればいい。そういう奴は、もしそれで選手生命が絶たれたとしても、後悔しないって。
悔しがるのは金儲けし損なった大人だけか。

だいたい、高校野球をやりすぎて選手としての寿命がきてしまったからといって、そいつの人生が失敗だなんて、誰に言えるのか。それが間違いだなんて誰に言えるのか。

そもそも、人生なんて棒に振るものだ。
ほとんどの大人が身に覚えあるだろ。

自身の精神論を持ち込んでしまう監督もどうかと思うけれど、正論を言う大人たちや野球で大成功した人たちの尺度で測ったルールではなく、選手のココロに寄り添った結論がでればいいと思う。
日程の見直しとか、まだ出来ることはあるんじゃないのかなぁ。

と、まぁ、俺が考えてもしょーもないことを真面目に考えていた訳ですが。

おととい、録画してあった「きみに読む物語」という映画を観た。あんまり観ないラヴストーリー系だったけど、なかなかいい映画だった。
簡単に言えば、ひと夏の恋を永遠に変えてしまったじいさんとばあさんの話。あ、ちょっと簡単にしすぎか。

いいですねぇ、ひと夏の恋。憧れちゃうなぁ。お前いくつだよって突っ込まれそうですが。俺にもあったかなぁ……。なんかあったかもなぁ、十代の終わりに、とても熱くてとても短い季節が。

映画では、材木屋で働く青年と恋に落ちた17歳の娘に富豪の両親が言う。どうせひと夏の恋だと、若い過ちだと。
けどねぇ、ひとつ言えることは、大人が鼻で笑うような、もしくは顔をしかめるような、そんな「過ち」こそが青春を輝かせる。

過ち続けて40数年、けっして悪い人生じゃないぜ、青春の蹉跌ONOchanでした。
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運命 [Others]

さっき、久しぶりにチョコパイを食べた。かつて、これを夕食にしていた時代もあった。いつか、ステーキを夕食にできる男になると誓った。そして、今はチョコパイをオヤツとして食べ、肉を食べるのはやめた。俺の暮らしも少しくらいは向上したってことか。
I'M POSSIBLE。
こんばんにゃ、ハングリーだった頃を想い出したONOchanです。

日々、生活していくのに、音楽や芸術やスポーツはたぶん、いらない。

パラリンピック終わった。夜8時からの放送を観ていたのだけど、30分間のほとんど日本選手だけのダイジェストだからいまいち、ちゅーか全然盛り上がらない。ドキドキ感ないもんねぇ。すげー迫力なのにもったいないなぁ。もっと放送してくれればいいのに。オリンピックもそうだけど、4年に1度しか気にしないような競技を観ることが出来るのが楽しみなのだけど。

交通事故に遭って両足を失ったのと同じ日に金メダルを獲得したチェアスキーの鈴木選手、カッコよかった。
インタビューで「この日に金メダルを取れたのは運命だと思う」って言っていたけど、すごいよねぇ。
忘れられない最悪の日を、絶対忘れない最良の日に変えてしまったんだからね。これは感動するよ。

音楽や芸術やスポーツは、日々生活していくのに必要ないかもしれないけど、もっと大きな、人生にかかわってくることもある。きっと、運命をいい方向に転がしてくれる。パラリンピックのトップアスリート達が、なんか楽しそうに競技してるのを観て思った。

しかし、パラレルオリンピックなんて、やっぱ必要ない。全部オリンピックでいいよ。オリンピックの閉会式で両足のないアスリートが天井からぶら下がった綱を何メートルも登るパフォーマンスをしたり、盲目のピアニストが演奏したりしたっていいじゃんか。全部いっしょにした方が盛り上がるのに。なんか問題があるのかね?けど、閉会式までダイジェストしか放送がないなんてちょっとがっかり。

さて、オリンピックもパラリンピックも終わったんで、そろそろノブリンピックが開催されるはずだからギターの練習始めるか。
あ、もうすぐセンバツ。高校野球は夏の大会しか興味ないのだけど、今年は池田高校出るんだよなぁ。気になる。
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善人の正義 [Others]

おいおいおいおい、佐村河内、俺より聞こえてんじゃんか!
うける。笑かすなぁ、もう。
く~、こんなことなら全聾のロックンローラーとして成り上がっておくべきだった!と昨日書いたブログとはまったく正反対のことを考えてしまったONOchanです。

たまたま記者会見をニュースで見た。左右の耳の聞こえを公表していたけど、数字でみる限り俺よりもちょっとだけよく聞こえてる。だからあの人、どの辺の音域が聞こえなくなっているのかにもよるけど、会話もある程度聞こえるだろうし、電話もまったく出来ない訳ではないのではないかな。

けどね、擁護する気はないけれど、彼の言っていることが俺にはかなり理解出来ちゃう。
会話がままならないみたいなことを言っていたけど、たとえば、あの記者会見の時のようにカメラのシャッター音がガシャガシャ、まわりはザワザワしている状況だったら、相手の言葉が聞き取れないのは間違いないと思う。
レストラン行くじゃん、BGMちょっと大きめだったり、スピーカーの近くだったりしたら俺も会話が困難になる。居酒屋なんか行ったら、左側に通訳してくれる人がいないと会話に入れません。
電話も同じ、まわりに音がある所では無理。俺の場合だと、相手が低めの声の男の人や早口の奴、滑舌の悪いノブリンとかだと無理。

補聴器は3つ持っているけど役にたたないって、俺も2年前に買った安物(と言っても3万8千円)の補聴器は役にたたない。
それに音がゆがんで聞こえるって話も、その通り。BCのCDを聴くじゃん、たまに俺の知らない曲が入ってるもんね(笑)。まぁ、それは言い過ぎだけど、ほんとに、こんなフレーズ弾いてねえぞっていうギターが時々入ってる。突然イントロの途中とか聴いても、自分の曲だと分からないことはしょっちゅう。

彼の耳の状態のことを、「ボイラー室のような轟音が鳴り響くそうだ」と嘲るような文章で書いていた記事を前に読んだが、「ボイラー室のような轟音」俺の耳でも常時鳴り響いてますから!ざけんなよマスコミ。お前らに何が分かるんだっちゅーの。

彼は当然責められることをしていたし、それは間違いなく、悪と呼ばれて仕方のないことなのだろう。
けどね、俺は思うんだよ。彼はそうとう努力したんじゃないかと。世界を騙すために。
徹底的にキャラクターを作り上げ、手話を覚え、本物に見える創作ノートをねつ造し、そして「現代のベートーベン」を演じ続けた。
ゴーストライターがばらさなかったら、世界はいまだに彼に騙され続けていただろう。
この騒動でいったい誰が幸せになるというのだろう。いっそのこと、騙され続けていた方がみんな幸せだったのでは?本当のことよりキレイな嘘に夢を見続けていた方が良かったのでは?
こんなことを言ったら不謹慎極まりなく、俺が有名人ならブログ炎上しちゃうくらいのことかもしれないが、「善人の正義は時に多くを不幸にする」と思いませんか?

しかしあの佐村河内っちゅー男、テレビで見たイメージだけで悪いけど、友達いなそうだよなぁ。性格悪そうじゃん。違ってたらごめんね。
もしほんとにそうだとしたら、そんな男が、こんな障害をかかえ、これから生きていくのにどうしようかと考えた時に、いっその事この障害を利用して成り上がろうと考えても不思議ではない。そして、その根性は俺は決して嫌いではないかなぁ。

俺が一番心配なのは、ほんとにこの騒動のことで、“ごく普通”の難聴者への風当たりが強くなるのではないかということ。ただでさえ、難聴者の障害者認定は厳しく、援助はないからね。
俺の場合、ほんとに有り難いことに、バンドのメンバー、友達、職場の同僚に理解してもらっているから、なんとか無事にやっていけてるけど。
たとえばね、きっと誰も気にならない換気扇の回る音のせいで朝礼の伝達事項を聞き逃すことなんかしょっちゅうあるんだよ。もし俺の勤めている会社に性格悪い上司がいたらと思うとぞっとするよ。けど、実際にそういう所で嫌み言われてもがんばっていたり、あるいは理解されずに職を失ってしまった難聴者はたくさんいるんだよ。

正直、この難聴になった時、なんで俺なんだよって思った。だって、大好きな音楽がもう二度とマトモに聴くことが出来なくなったんだから。
テレビは字幕付けなきゃ分かんねぇ。映画観に行っても邦画だと聞きとれない台詞がたくさんある。演劇を観に行って台詞がひとつも分からずに途中で帰ったこともある。話をしても会話にならなくて難聴だということを伝えたとたんにそっぽを向く奴もいる。
ライヴでちゃんと歌えなくて客に「もうやめろ」っていう手紙をもらったこともある(今度、この手紙のことを書こうか)。もう辞めようかと思ったよ。
けどね、俺は腐って生きてゆくのは嫌だったから、こんなもん、笑い飛ばすことにした。わりぃけど意外と根性据わってんの、俺。

だけど、みんなが俺や佐村河内じゃない。辛い思いをしてる難聴者がたくさんいる。このブログを読んでくれている皆さん、マスコミなんかの言うことに惑わされずに、どうかこのことを覚えておいて下さい。
「善人の正義」なんか期待してません。あなたのココロに期待してます。

さて、パラリンピック始まった。ウクライナの選手も一人だけだったけど入場した。
いつかパラリンピックなんてなくなることを願う。オリンピックでいいじゃんか。オリンピックの競技のひとつとして障害者が出場できればいいのに。
車いすカーリング、日本は出てないんだなぁ。

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